2025年のツール・ド・おきなわ、市民200kmに出場しました。
結果としては、DNFという結果になりましたが、今後の備忘も兼ねて取り組みなどをも含めて記録しておきます。
これまでのツール・ド・おきなわ参加歴は以下のとおりで、実際に市民200kmを走るのは初めてです。
- 2023年:市民140kmオープン 49位
- 2024年:市民200km(中止)
準備編
CTLの遷移
CTLとしては、レース直前週の土曜日(11/1)が最大で133まで上げて、後はテーパリングを実施し、前日の11/8(土)は124だった。
おきなわに向けてのトレーニングは、6月の全日本選手権が終わって(CTL106)から一休み(とはいっても練習時間を多少落としただけ)して、7月中旬にCTL100を底に再スタートしたため、約3ヶ月半で約30程度を上げたことになる。

乗り込み時間
7月以降の乗り込み時間と距離は以下の通り。10月は2500-3000kmは乗り込みたかったが、9月から仕事環境が変わったこともあり、9月以降は思うようには乗り込めなかった。が、できることはやった。11月はレース当日のログも入っている。
また、9月はレースが多めに入っていることからも、移動などにより練習時間は少なめになっている






トレーニング内容
おおよそのトレーニング内容は以下の通りで、週15時間以上(平日は室内ローラーのみ)は乗るようにした。L2多めにしているのは、昨年高強度が楽しいあまりやりすぎて体を2回壊した経緯があるため、持続可能性を重視。また、自重筋トレ(プランクやニートゥチェストなどの体幹系)を週3程度こなたした。
- 月:フルレスト(10月はL2を入れていた)
- 火:【朝】高強度インターバル(短め)、【夜】高強度インターバル(長め)
- 水:【朝】L2、【夜】Zwiftレース(ZWC)+L2
- 木:【朝】L2、【夜】Zwiftレース(EMUショート)+L2
- 金:【朝】高強度インターバル、【夜】レスト
- 土:外ロングライド(6時間以上:L2ベースで登りやアップダウンはフリー)
- 日:ロングライド(3時間以内:L2ベースで気まぐれでフリー)
登りの登坂力はまぁまぁ通用するだろうと思っていたので、特に以下を意識した。
- 市民200kmのレース時間を意識し、6時間以上極力止まらずに乗ること
- →土曜日のロングライド
- 勝負所(学校坂、有銘、安部)やアップダウンのアタックを意識し、5分5-6倍や30秒全開のマッチ本数を増やすこと
- →高強度インターバル、ZWIFTレース、土曜日のロングライドのフリー
- 集団走行、コーナー、ダウンヒルなど実走ならではのテクニック
- →土・日曜日のロングライド
おきなわのコースの予習として、以下を行った
- Rouvyで市民140kmのコースを何度か走った
- 市民50km、市民100kmのレース動画を見ながらローラー
- 色々な方のレースレポを読み漁る
おきなわまでのレース
全日本選手権以降のレースと狙いは以下の通り。ロードレースを中心として、実践経験値を積むことと、ヒルクライムでは一定の成果は出せると思っていたので、良いイメージ作りでのモチベーション維持を狙いとした。
| 実施日 | レース | リザルト | 狙い |
| 8/31 | 乗鞍ヒルクライム | 年別優勝 | 前回参加時のリベンジで優勝狙い |
| 9/7 | ツール・ド・ふくしま 140km | 年別8位 | 来年の世界選手権予選試走 ロードレース経験値積み |
| 9/15 | JBCF南魚沼ロードレース E1/E2 | 総合47位 | 来年の全日本選手権コース試走 ロードレース経験値積み |
| 9/27 | JBCF群馬CSCロード9月大会 E2 | 13位 | ロードレース経験値積み |
| 10/4 | 定峰峠ヒルクライム | 総合3位入賞 | パワー勝負によるモチベーション維持 |
マッサージ
レース1ヵ月位前に競技やるようになって初めてマッサージを受けた。レースでの答え合わせができずに残念。。。
おまけ:持久力スコア
まだ、使い始めて1ヶ月程度なので、調子とのリンクはわからないが、直前の最大が12000ちょい

現地入り編
11/7(金)
荷物の準備を全く行っておらず、移動当日の3時頃まで準備し、8時頃起床したので、4時間程度しか寝れておらず、寝不足・・・
そして、今年も家族といっしょに行動で、16時頃に那覇空港に到着。レンタカーをかりて名護へ向かうが、子供が吐き気を催して(乗り物酔い止めを持ってくるのを忘れてしまった・・・)、その休憩も兼ねて那覇で夜飯の買い出しなど(炭水化物メイン)を行った。
19:30頃に名護漁港に到着し、前日受付を行い、名護まで20分程度の場所にある宿へ。ポイントが溜まっていたので選択したが、空間イメージやベッドは広く経験としては良かったが、電子レンジや炊飯器がある方が良いなと思ったので、自分はやはり利便性追求型笑。
夜ご飯とお風呂などを経て、なんだかんだ12時頃に就寝


11/8(土)
月曜日の午後早めに那覇を立つ予定なので、この日が家族とちゃんと観光できる日。ただ、機材になにかあれば、走りまわないといけなくなる日・・・
6:30頃に起きてご飯を食べ、輪行バッグの荷解きを行い、機材などのチェックを兼ねて、羽地を大浦まで逆走して試走する。特に問題が無さそうだったのと、最後の刺激入れで、羽地の登りはそこそこで登ってみたのと、下りの確認で合計1.5h程度軽く走った。
あとは、以下のポストにあるように家族で観光。ネオパークオキナワは動物とのふれあいやえさやりスポットたくさんあり、思ったより長く3時間くらい滞在。パイナップルパークは2回目だったが、子供が洗脳ソングのおかげか、パイナップル自体を好きになったので、リピート。洗脳ソングおいておきます笑。
夕食と朝食をイオンで調達して、18:30位には宿の戻り、ゼッケンを貼ったり、補給食用意したり(多い気がするが、少ないよりいいやろの精神)、ご飯(ソーキそば麺3人前+たこ焼き)やお風呂をこなし、21時頃に就寝(本当は19時頃に寝ようと思ってたけどできなかった・・・)

レース当日編:スタート前
5時頃に起きたので、6−7時間程度寝れたことになる
朝食(焼きそば+チャーハンで1000kcalくらい)を食べて、着替えて、名護漁港の駐車場へ。出発時点でポツポツ雨降っていたので、路面が多少ウェットかもしれんでやだなぁと思っていた。6時頃には駐車場ついて、準備開始。
7:25レース開始で30分前集合だった。去年の集まり具合を見たら、そこまで急がなくてもいいかなって思って余裕ぶっこいて、30分前丁度くらいに行ったら、すでに列は移動していて、結構後ろの方な感じだった・・・
Promotion x Athletes CYCLING 大島さん、チームメイト 網野さん、GINRIN熊本 木村さん、畝原さん、だち會 バンバンさんらが近くに並んだので会話しつつ待つ。そして、昨年の宿で受付などをしてくれた宿スタッフの方も今年は200kmで走るそうで、声をかけてくださって、1年ぶりなのに覚えてもらっていてびっくりした笑(お名前聞きそびれてしまった・・・。おそらく、エルドラード東北 北浦さん?)。
スタート2分くらい前で、ギアを軽くして、ペダルにクリートはめようとしたら、まさかのチェーン落ちでバンバンさんに助けてもらうなどしてもらって、幸先悪いねぇなどと話していたが、このときフラグを立てていたのかもしれない・・・

レース当日編:レース展開
いざ、ピストルが鳴ってスタート!
レース全体の展開は他の方のものや各種レース記事を参考にするのが良いと思うので、自分目線でのものを中心に残します。
目標と作戦
目標としては、ついていけるところまではついていき、全力を出し切ること。
その結果として、コンディション的にTOP20位以上に入れれば、上出来という感じだったが、そこを目標にするとそれより低くなるので、無謀だと理解しつつTOP10位以上を目標としていた。
上記のための作戦だが、「余計な力は極力使わず、要所でのみ力を使うこと」である。ただ、集団の後方にいるとリスクやインターバルになる可能性が高いため、真ん中よりは前方だが、前すぎない場所をキープする動きを前半(2回目のふんがわ前まで)は取ろうと思っていた。後半はちぎり合いになると思うので、前方に位置取り、できるだけついていく、これがどこまで続くかのイメージをしていた
スタート後〜美ら海水族館くらいまで
スタート直後は独特の緊張感に包まれ、周囲からは時折、路面がウェットということもあり、ブレーキを掛ける音や何かが倒れる音やおいおい的な危なそうな声があちこちから聞こえてきて、正直かなり怖かった。
道路の幅が広がるにつれて、動きやすくなってきたので、GINRINのキムタクさん畝原さんのおしりをストーキングさせていただきつつ、前に徐々に上がり、集団の真ん中よりちょい前くらいには位置取りができたと思う。

15km地点くらいに左手にスーパーのBigが見える下りがあるが、幅が絞られるポイントのため、そこは2年前とかも落車起きていた記憶があり、ここが最初に危ないポイントだろうと警戒し、なにか起きても避けれるように一番外側にいた。
案の定、前が詰まったのか、落車のような動きや音がしたため、外側に避けて回避できたが、前方集団との差が開いてしまった・・・。こういうこともあるから、リスク回避のために前にいるのが正解なんだなと改めて思わされた・・・。そこまで差は開いてなかったので、ゆるゆると集団復帰はできた。


以降は美ら海水族館の登り(出しても5倍くらい)や下りまでは大きな展開はなく進行したが、この位置取りだと前で逃げが発生しているということすら気づけていなかった。
25km地点:まさかの落車
25kmを過ぎたあたりの何も無い下りで、目の前で落車が発生し、走行ラインを塞がれた。避けきれず自分も巻き込まれて、左側に倒れるように落車しまった。。。
(動画を撮っていたので、何度もスロー再生して目の前で起きた落車の原因を見ていたのですが、地面から煙のようなものがタイヤラインから上がっていたので、おそらくパンクでのバランス崩しか、前輪を前のバイクの後輪に刈り取られてブレーキかけてバランス崩しなのかなと思います。この場をかりて、それを避けきれず私が落車してしまったことで、後続車にも影響が出たと思いますので、ご迷惑をおかけしたこと、お詫び申し上げます。。。咄嗟にバニーホップか急反応で迂回できていれば。。。)
こんなところでまじかぁって感じでしたが、まずは走行が可能なのか状態チェックすると以下がおかしいなと言う感じだったが走れない状態ではなかった
- チェーンが落ちている
- ボトルが2本ともないが、1本は近くにあった
- レバーがだいぶ曲がっている
- バーテープが裂けている
- ハンドルが固定されて、動かない・動かしづらくなっている
- 色々と擦過傷や打撲はありそうだが、その他の怪我はよくわからない
致命傷なチェーン落ちはその場で直し、ボトルも1本だけ回収し、ハンドルの固定は何度か左右に振ってみると緩和されて振れるようになった。レバーは走りながらでいいやと、再乗車し出発しようとした頃には、殆どの選手は出発しきっており、数名ポツポツと残っているだけであり、先頭集団はもう見えなくなっていた。踏めるかどうかの確認をしながらゆっくりスピードに乗せていくが、痛み方的にもう高強度の維持は難しいだろうなとかネガティブしてた。

それでも、おきなわまで来て、40分もせずにレースは終わりたくなかったので、早く追いつかないとと強度上げて走っていると、後ろからチームメイトのげんたさんが前に来てくれた。ただ、そのペースに追いつこうとしたかったが、左足に激痛が走り、踏むたびに刺されるようなチクチクの痛み。
パワーも3倍程度が限界となり、「これは終わったか」と本気で思ったし、DNFこの時点でするかもがよぎった。げんたさんは集団復帰してくれ!と願うばかりだった。このとき、数年前池川さんが落車で血を流しながらも上位でゴールしたのも思い出して、自分も頑張ろうって奮い立たせた。

それでも漕ぎ続けるとアドレナリンが出てきたのか、痛みはあるものの少しずつ出せるパワーは戻ってきたので、200kmと50kmコースの分岐は200kmを選択し、痛みを誤魔化しながらではあったが、なんとかふんがわ前の海岸線で集団に復帰。
これは、集団がサイクリングモードになってくれてなかったら絶対に復帰はできなかったと思われる。ただ、ふんがわで5倍以上出されると、ここまで復帰できてもドロップするのは時間の問題だろうと思っていた。

ふんがわの登り:限界との闘い
集団復帰後は、げんたさんいたのを見て集団に戻れてたと安心しつつ、配信で逃げ追走4人がスリップした場所はみんなものすごく減速してたおかげでトラブルなくクリア。ただ、そのあとの登りへ続く左カーブでは2名ほど落車が発生していたが、かわしてしてクリアできた。

ふんがわの登りにはいるとペースが一気に上がり、なんとか力を振り絞ってくらいつく。いつもならなんてこともない5倍が辛い。。。ああ、これはKOMまで持たないなとおわりを悟る。そして、75km付近の2時間ちょっとの時点で再び刺すような激痛。脚はもう思い通りの反応せず、ここでちぎれて、私のツール・ド・おきなわのレースは終わった。



その後は巡航2.5倍ほどが精一杯。残り距離の長さを考えながら、「せめて完走を」と気持ちを切り替えた。
KOM超えた補給所では、チームのえーぞうさんとぴのちゃんが補給してくれて、声聞けるだけでもメンタル維持に貢献してもらえました。まじでありがとうございました。

180km地点:関門タイムアウト
トレイン入りたいけど、入っても他の選手のスピードについていけず迷惑かけるだけなので、ひたすらコースを一人サイクリング。途中知り合いの方から抜きざまに声をかけていただき、気持ちをもたせることができました




痛みと向き合いながらも走り続けましたが、安部の関門(180km地点)でタイムオーバーで回収。無念のDNF。あと20km程度でゴールだったので、ここまで来ての回収は、正直つらかった。せめてゴールしたかった・・・(途中回収は完走証はもちろんなし)

補給
レース通して摂取したものは以下。ちぎれた後はレース強度でないので、消費量はあまり参考にならないかもだが、何持っていっていたかの備忘。消費カロリーが3000kcal位になるように計算して準備した。
- ボトル
- 手持ち
- グランフォンドウォーター濃いめ+パワーニュートリション+サマーウォーター750ml:飲み干した
- スピードウォーター濃いめ+サマーウォーター750ml:ほぼ飲まずに落車時に落とした・・・
- 補給所
- グリコ CCD 500ml:飲み干した
- グリコ CCD 750ml:飲み干した
- スポーツドリンク:3本(ふんがわ1回目、2回目、慶佐次で1本ずつ):2.5本分は消費
- 水:3本(ふんがわ1回目、2回目、慶佐次で1本ずつ):2.5本分は消費したがほぼ体ぶっかけ用
- 手持ち
- 補給食
- スピードジェルx5:4個分消費
- スピードジェルx3:手つかず
- グランフォンドジェルx5:手つかず
- ミトロングV チャージ1x3:2個分消費
- 黒糖わらびx10:5個消費
レースを振り返って:悔しさと反省
今思えば、もう少し前目で走れていれば落車のリスクを減らせたかもしれません。
(おそらく位置取りは真ん中より少し前くらいでしたが、あと2車間分前なら落車避けれたはず)
なんでもない場所で落車に巻き込まれることがあるので注意と他の方のレースレポを見ていたのに、まさか自分が同じことを経験するとは思わず、数年ぶりの落車が巻き込まれで、かつ1年の集大成の大舞台でとなってしまった
コンディション的にも仕上がりとしては良かったと思えていただけに、「力を出し切ることすらできなかった」ことが悔しい。自分の立ち位置を確認したかったのに、それすら叶わなかったのが本当に残念でした。
Keep
- 補給は集団内でも適切に行うことができており、足つりなどはなかった
- トレーニング量は過去一積めていた
- 観光などレース以外の要素も楽しめた
Problem
- 遠征準備が直前すぎる
- レース前の睡眠時間の確保
- 位置取りが悪かった
- 咄嗟の判断で落車を避けることができなかった
Try
- 遠征準備は余裕を持って行う
- レース前に睡眠時間を確保できるような計画にする
- 早めにスタート位置に並ぶ
- 信頼できる選手の後ろをキープ or より前方を維持しリスクを減らす
- 多少足を使ってでも前半(ふんがわ2回目前くらい)は前方に行く
それでも前を向く
正直、今が一番若く強いと思うので、今年が最後のツール・ド・おきなわ市民200kmでベストコンディションで走れる機会のつもりで準備をして挑んだ。
だからこそ、DNFの悔しさは大きい。けれど、悔しさや反省を糧にするタイプなので、次に機会を得られたら必ず今回の経験を活かし、今年の自分を超えれるよう準備してまた挑戦したい。
機材


全般的にエアロに振りつつ、重量はカメラ、サイコン、ボトル抜きで6.84kgくらい。全日本選手権以降のロードレースは基本的にはこの構成でレースに出た。今回のレースで特に紹介しておきたいのは、ホイールとタイヤだ。
ホイールに関しては、優勝した大前選手とほぼ同じでスポークが異なる。大前選手はステンレススポークで、私はより軽量でエアロなカーボンスポーク。平坦での巡航維持や下りでのスピードの伸びはもちろん、横風に対しても特に不安なく進んでくれる。また、登りに関しても重量は1200gを切っていることもあり、重くなくキビキビ登ってくれる。
おきなわのコースは登りもあるが、どちらかというとアップダウンが頻発するするため、そこをバランスよくこなしてくれることを期待して選択した。激坂勝負区間が無いレースな限り、全部これでいいって思えるやつ。
タイヤに関しては、前後30cを選択している。というのも、全日本選手権後にArise PerfomanceさんからTFCに対して推奨しているタイヤですという情報共有を受けたからという単純な理由がきっかけだった。
これまでレースでは、前後Continental GP5000 TT TR 28cを使っていたが、今後のレースに向けて他のタイヤも試してみたかったというのもある。ちなみに、Lidl-Trekチームなどワールドツアー選手も使用して、上位や優勝といった成績を残せているところも信頼に値する。
重量だけ見ると、以下の通り、GP5000 TT TRの方が軽いが、30cはラインナップにない。また、装着時のタイヤ幅に関しては、空力の観点からP Zero Race TLR RS 30cがフロントはベスト値を出せているとのこと。
| Grand Prix 5000 TT TR | P Zero Race TLR RS | |
| 重量(カタログ値) | 28c:245g | 28c:290g 30c:310g |
| TFC&DG5へ装着時のタイヤ幅(実測値) | F:28.3 R:29.2 | F:30.8 R:31.0 |
両方を使ってみての比較インプレは以下の通り。個人の感想ではありますが、何かの参考にしていただければ幸いです。以下のような観点から、P Zero Race TLR RSはロードレース、Grand Prix 5000 TT TRはヒルクライムという使い分けをしようかと考えている。
- P Zero Race TLR RS
- 走行時の乗り心地や安定感が、30cということもあり抜群に良い。特に、下りやコーナーにおいて、Grand Prix 5000 TT TRよりグリップが効いてくれる感じがして、いつもよりも車体を傾けても恐怖感が軽減され、コーナー対処がやりやすくなったと感じる。
- 路面がウェットでもGrand Prix 5000 TT TRより安心して走れる。実際に、南魚沼ロードレースで雨の中走ったが、このタイヤのグリップのお陰でしっかり路面に食い付いてくれて、滑るようなこともなくコーナーや下りの対処ができた。また、おきなわの路面でも滑ることなく安心して走ることができた。
- 空気圧が抜けにくく、シーラントを入れなくても、24時間経過で減圧が0.2-0.3bar程度。Grand Prix 5000 TT TRは24時間で2-3barは減っていたので、長時間のレース時にも減圧の影響が少ない。
- タイヤ寿命がGrand Prix 5000 TTより長い。Grand Prix 5000 TTは決戦用としてレースのみで使用していたが、タイヤのグリップ力の減りが早いなと感じるが、P Zero Race TLR RSは練習でも何度か使った上でレースでも使っているが、Grand Prix 5000 TTほど減りは早くないと感じる。
- Grand Prix 5000 TT TR
- 転がり抵抗はP Zero Race TLR RSも悪くはないが、こちらのほうが良いかなと感じる。
- P Zero Race TLR RSよりも軽いため、登りはより軽快に進んでくれる。

最後に
この一年を通して、練習やレースで一緒に走ってくれた皆様ありがとうございます!競い合う相手がいるからこそ頑張れるし、もっと強くなりたいという向上心が生まれます。
最後に、私の練習時間の確保など生活面で支えてくれた妻には最大限の感謝を。そして、練習などで一緒にいる時間を短くしてしまっている娘には申し訳なさとともに、妻とともにいつもレース前に「パパ、レースがんばれ!」と送り出してもらえるおかげでがんばれます。ありがとうございます。
少し休憩期間作ってまた頑張っていきます!!


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