【レースレポ】第19回(2023年) Mt.富士ヒルクラム 63:46 年代別10位

レースレポート
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こんにちは、Shimoです。

今回は「第19回(2023年) Mt.富士ヒルクラム」
のレースレポートを紹介します。

5回目にしてようやくゴールドを取ることができましたので、
・トレーニングとか準備とかどうしてたの?
・ゴールド取るってどんな感じ?
・ゴールド取るためのペース配分は?
などが気になる方の参考になれば幸いです

また、以下のような状況下の人へのエールになれば幸いです
・小さな子供がいる
・仕事がわりと激務
・怪我をした

筆者はこれ5回目の参加です(参考:これまでのタイム遷移)
・2018年 97:25
・2019年 92:21(5:04短縮)
・2021年 72:31(19:50短縮)
・2022年 69:38(2:57短縮)
・2023年 63:46(5:52短縮)← New!!

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概要

コースプロフィールや概要などは以下参照ください

ゴールタイムに応じてもらえるリングについては以下を参照ください




結果

63:46でゴールド獲得で目標達成!
年代別は10位であと2人分(14秒程度)速ければ表彰でした(悔しい)

・年別:10 / 715 位
・総合:35 / 7196 位



各種情報
W’Balの設定が怪しいですが、追い込めてはいそう

 




自身の置かれていた状況や制約

突如として自分語りがはじまりますが、
同じような状況の人へのエールも込めて残しておきたいので書きます

今年主に以下のような状況であったため、
本当に制約がある方よりマシな方かと思いますが多少ハンデを背負っている状況でした

  1. 子供は1人であるが1歳過ぎとまだ小さく育児に時間を割く必要があること
  2. 仕事が比較的激務のため、まとまった練習時間は決まった時間のみであること
  3. 2月頃某レースで巻き込まれ落車をしてしまい、左手首付近の骨折からのリハビリが必要な状態であったこと

下記に詳細は記載しますが、興味ある人だけ読むでスルーで大丈夫です
結論は、時間制約があったので、その時間確保は家庭内協議の上確保し、
効率的にトレーニングをする方法を考えて無駄なトレーニングを行わないようにしたことです

########ここからスルーでもOK########
1.と2.について

これはもう自業自得なので仕方ないのですが、
世の中のパパさんライダー共通の悩みかと思います
正直想像の数100倍育児って大変だとやってみて初めて知りました

その上で、仕事も平日はだいたい22時以降まで働いたり、
休日出勤(在宅だけど)が毎週昨年6月頃から常態化しているような状況でした

その中で、平日は仕事の休憩時間にできる範囲の家事や子供のお世話をしつつ、
練習ができるにしても子供が起きてない早朝の保育園に送るまでの時間のみと限られてます
また、休日は片方の半日は仕事で潰れるので、
もう片方の休日の早朝から妻に無理言ってロングライドに行かせてもらって
できる限り早く帰って家事や子供との遊びやお世話に時間を割いている状態でした

3.について

これは事実だけでいいのですが、
今年ポガチャルが怪我した箇所と同じ左手首の舟状骨
という部分を今年の2月頃に骨折をしていました。
手首の固定具を着けつつ、負荷の少ない室内トレーニングから初め、
徐々に回復してきたのでダンシングをしなければ
大体のトレーニングができるように4月頃にはなりました

ただ、現時点(2023/6/11時点)でも骨は問題ないもののリハビリは続けている状態で、
1ヶ月間程度は実走でダンシングを含めた練習はできない状況だった感じです
(富士ヒル終わったので書いてますが、これ知っているのは本当に一部のチームメンバーのみでした)
########ここまでスルーでもOK########

富士ヒルへの思い

上記の状況と制約はありつつ、
加えて家庭事情的(主に第二子検討)にもしかすると
来年はトレーニングできる時間が更に減ったり
富士ヒルなど含めレースに出れない可能性があったので、
なんとしてでも今年ゴールドを取っておきたかった

なので、妻にはごめんなさいして、
今年は本気で取りに行きたいからとトレーニングに割く時間に目を瞑ってもらってました
特に大きな不満を垂らすことのない妻には本当に感謝してもしきれない
(裏の本心は正直わからないけど、要所要所はフォローしているつもりなので円満のはず)

そのため、気持ち的にはゴールド取れるかもしれない最後の富士ヒルと意気込んでました
毎日そう思い続けることで、トレーニングへの思いも引き締まった思いをしながらこなしてました
(富士ヒル以外のレースも今年が調子よく出れる最後くらいの気概です)

直近のトレーニングや準備など

はい、ここから本題ですね笑

この1年で2回保育園経由で子供からウィルスをもらい、
謎に2週間ほどダウンする期間が1年で2回程度ありましたが、
幸い追い込み時期の3−5月には発生せずに助かりました

Fitnessの推移は以下の通りで、
徐々に上げて5月末に90ほどでピークを持っていった感じ

直近のFTP/体重/PWR推移は以下
嬉しいことに右肩上がりで調子が上がってくれました

  • 4月末:252w/56.5kg/4.46
  • 5月末:268w/56kg/4.78
  • (ハルヒルで41分計測でPWR5倍にはなった)
  • 当日:268w/55.5kg/4.82


また、年間を通してトレーニングはおおよそ以下の通り

  • 月:レスト
  • 火:TrainerRoadに従ったVo2MAX(1.25h)
  • 水:TrainerRoadに従ったL2(1.0h)
  • 木:レスト or TrainerRoadに従ったSST(1.25h)
  • 金:TrainerRoadに従った閾値(1.25h)
  • 土:6-7h程度の登り目指すライド(道中L2ロング→上りはTT)
  • 日:TrainerRoadに従ったZ2orSST(1.5h)

上記に関する補足は以下
・レース3ヶ月前からロングを主軸にVo2MAXなど高強度にも着手
・レース2ヶ月前は木曜日はレストなし
・レース1ヶ月前は金曜日もVo2MAX

TrainerRoad先生指示の下で平日はSST〜Vo2MAXで、
余力や時間があればきついメニューへの変更を行ったり、
休日まとまった時間をとってL2ロングからの上りTT(基本、毎週都民の森)を繰り返していました

また、4月に2回チームメンバーと
一緒に練習すべく越生への自走ロングライドを行ってました

そして、実際に現地に行っての試走は3回行っております
・GW期間に2回(個人の現状確認)
 →にんにんさん、いしいさん達と一緒に走って分からされたことでモチベアップ
・直前の週に1回(本番メンバーでトレイン最終調整:今思うともう少ししとかないとでしたね…)
 →ローテ自体はしっかり回せていたので本番イメージを固めれた

TrainerRoadが初耳!という方は、以下を参考にいただけますと幸いです




レース当日・状況

起床からリアルスタートまで

8:30に寝て、3:30に起床(睡眠時間は8時間ほど)
朝ごはんは3時間前に食べましょうに従い、
お弁当とサラダを食す

第3ウェーブスタート(6:40最速スタート)だったので、
6:00頃にトレインメンバーと待ち合わせて、6:10過ぎに現地入り

いやー、もうすっごい行列…(去年も同じ感想だった)
どこが最後尾かもよくわからないし、整列アナウンスは丁寧には行われてない感じがした

多分ここから並べばええんやろって場所から並び始めたけど、
だいぶ後ろの方になってしまい、先頭は全然見えない…

スタートの合図がなってもなかなか列が進まないので、
第3ウェーブの先頭でスタートした人たちからは
体感10分くらい遅れて自転車を漕ぎ始めた感じ

トレインどうだった?

最初は私含めて以下の8名のトレインでした
・はらいちさん
・segawaさん
・はるきさん
・ふぁっつさん
・よしこさん(直前参加のため、一緒にトレイン練習できてない)
・おおしまさん(直前参加のため、一緒にトレイン練習できてない)
・よしださん(直前参加のため、一緒にトレイン練習できてない)

私個人としては最後までトレインでローテを回すことができました
基本的には最初のペース(4.7倍くらい)を一定ペースで回すことを心がけた

しかし、だんだん千切れたり回せる人が減ってはいき
最終的に私とおおしまさんとよしださんの3人でローテを回してました
奥庭超えたあたりで加えてsegawaさんの4人と半分になってました

ペース

肝心のペースは下記の表とおりです
Stravaや録画を見つつ、おおよそで記載しているので、
多少ずれはあることはご容赦ください

最初から足の近しいメンバーで
トレインを回していたことからか
すべての区間で昨年度のタイムを更新できた

山岳スプリット区間あたりから
足先が攣りそうな傾向が出てました

足先が攣りそうなのは初めての経験だったので、
どうしていいかよく分からなかったものの
踏むことはできていたので気にせず踏んでいたら
平坦区間あたりで感覚がなくなりました笑

最後災害復旧区間を超えてからは
各々最後の絞り出しといういつものパターンで
トレインの先頭でゴールすることができました
(のびーさんから指摘ありましたが、見返すと5.5-6.5倍とだいぶ頑張って踏んでいたようです)

正直、富士ヒルは1時間ちょっと耐えれば終わるので
普段から6時間位ロングをやっている身からするとあっという間でした
最後まで粘れるのはこのロングあってのものかなと考えています

地点km実際のタイム69分時のタイム
(昨年度)
昨年度比トレイン
(本年度)
トレイン
(昨年度)
1号目下駐車場3.50:10:550:11:30+0:00:35
樹海台駐車場10.50:29:250:32:04+0:02:39
大沢駐車場17.20:47:120:52:06+0:04:54
19km地点19.00:52:420:56:31+0:03:49
20km地点20.00:55:220:59:20+0:03:58
奥庭駐車場21.50:59:151:04:27+0:06:02
ゴール24.21:03:461:09:38+0:05:52





レース後

昨年は計測チップ外したときに足攣りしてしまい、
係のおじさまに支えてもらう始末だったのですが、
今年はそれもなく足先が攣った感覚も完走後すぐなくなってました

完走後は最後のトレインメンバーで健闘称え合ったり、
先にゴールしていた、なかせさんとにんにんさんと頑張ったハグしたり、
私のトレーニングベースを作ってくれた恩師あふろさんと初対面したりと
ゴール後も思い出ができました
(なお、写真は一枚もない模様…ただ、嬉し涙的に涙腺は危なかったです)

下山後、一番報告したかった妻と子供にも結果伝えたら
自分ごとのように喜んでくれたし本当に頑張ってよかったと思いました

子供に抱きつかれた直後に足つりで悶絶しました笑




次回へ向けた振り返り

自分向けのものですが、参考までに。

KPT

Keep

・モチベを保ってトレーニングを続けられた
・ゴールド強度で終始トレインを回せた
・最後まで踏み抜けた

Problem

・ウェーブの最初のスタートに間に合わなかった
・リアカメラの電池持たなかった
・入賞逃した

Try

・ウェーブの最初からいれるように時間に余裕を持つ
・リアカメラ全部撮れるように速くなる&ギリギリまで撮影スタートしない
・入賞&単独ゴールドが撮れるくらいに強くなる




使用機材

カテゴリ詳細
フレームCanyon Aeroad CFR Disc
コンポShimano R9200
サドルS-WORKS POWER CARBON SADDLE
パワーメーターRotor InSpider DM
プーリーCDJビッグプーリーキット V3PLUS
ペダルShimano PD−R9100
ホイールShimano WH-R9270 C36
チューブBRIDGESTONE EXTENZA 軽量チューブ 700X18-25C
タイヤContinental Grandprix 5000

謝辞

トレーニング時間を確保するために、協力してくれた妻に本当に感謝!!
毎回いろんなレースや試走についてきてくれて本当にありがとう
また、いつも大変だけど癒やしを提供してくれる我が子にも感謝

いくらやる気やモチベーションがあっても
そもそもトレーニング時間を確保することができなかったら
絶対に届くことはなかっので、家族みんなで達成したようなもの

また、一緒に練習をしてくれたBFやEMUのみなさんに感謝!!

特に、はらいちさんはトレインに誘ってくれたり、
トレインメンバーがゴールド取れる可能性を
少しでも高めれるように事前の相談や情報提供、
詰めにおおしまさんやよしださんのような強力なメンバー追加してくれたりと
色々と動いていただいてありがとうございました

来年はきっと目標達成できると信じてます
何かしら協力できること(練習など)があれば恩返しさせてください




まとめ

富士ヒルのレースレポをお届けしました。

今回目標達成された方も
残念ながらそうでない方もいらっしゃると思いますが、
何かに向けて頑張っているだけでみんな優勝です!

次回以降の参加予定の方の参考になれば幸いです

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