【レースレポ】第71回(2023年) 秩父宮杯 埼玉県自転車道路競走大会 中級 準優勝

レースレポート
この記事は約12分で読めます。

こんにちは、Shimoです。

今回は「第71回(2023年) 秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会 中級」
のレースレポートを紹介します。

初参加ではありましたが、
準優勝で入賞することができました
次回以降参加される方の以下参考などになれば幸いです
・どういうレースなのか
・どういうレース展開だったか

スポンサーリンク

概要

コースプロフィールや概要などは以下参照ください

概要

公式

以下、スポナビ!サイタマ!より抜粋ですが、
一般公道を交通規制を行った上で走ることができる1周10.8kmの周回レースです

埼玉県の自転車競技の普及・発展を図るため、秩父宮家から「秩父宮杯」を下賜し、昭和28年に始まった歴史ある大会です。秩父の豊かな自然と起伏に富んだ一般公道を利用し、本格的な競技者から初心者まで参加できる関東を代表する中距離ロードレース大会として親しまれています。

引用元:https://www.pref.saitama.lg.jp/spo-navi/approach/chichibunomiya.html

以下の表のように9個のカテゴリに分けられており、
一部のカテゴリー(①、②、⑥)においてはJCF登録が必要で、
JCF登録者はそれ以外のカテゴリへの参加ができません

また、大会規定によりアクションカムなどの装着はできません
(なので、今回自分のふりかえりのためにもブログかいてます笑)

種別距離[km]スタート場所募集人数[人]備考
①エリート75.3(パレード+6周半)秩父駅前120JCF登録要
②高校生上級75.3(パレード+6周半)秩父駅前100JCF登録要
③一般上級42.9(パレード+3周半)秩父駅前110
④一般中級32.4(3周)大田小中前110
⑤一般初級32.4(3周)大田小中前110
⑥高校生初級32.4(3周)大田小中前70JCF登録要
⑦マスターズ32.4(3周)大田小中前120
⑧女子10.8(1周)大田小中前40
⑨中学生10.8(1周)大田小中前40

コースプロフィール

基本は平坦基調ですが、
後半にかけてだんだん登っていき
最終局面は下りや登り返し含む2段坂を控えている
1周10.8kmのコースです

参加した背景や目的

私がこのレースに参加した背景や目的は主に以下です
・ツール・ド・おきなわ市民140kmに向けた練習がしたかった
・いきなり長距離のロードレースを行うより徐々にロードレースに慣れたかった
・ロードレースでの集団走行の経験を上げておきたかった

ちなみにツール・ド・おきなわ市民140kmに参加しようと思った理由は以下です
・ヒルクライムではある程度結果を出すことができてきたので他にも挑戦したい
・これまでで一番強い状態だが、ツール・ド・おきなわでどこまで通用するか試したい
・ロードレースを経験することで、何かのブレイクポイントとなる経験を得たい

目標や結果

目標は怪我なく表彰台としており、
以下の通り目標達成で表彰対象でした
2 / 45 位

その他カテゴリーの結果など含めて以下から見れます
https://my.raceresult.com/216045/

各種情報
W’Balが登りで底をついている

直近のトレーニングや準備など

直近約3ヶ月のFitnessの推移は以下の通りで、
レース月1−2回と自分比で多めで下がり調子で76程度


特にこのレースに特化したトレーニングはやっておらず
試走をチームメイト達と4周やった程度

強いて言うなら、
TrainerRoadのプランを
ローリングロードレースにして1週間取り組みました
(まぁ、一週間程度では。。。って感じですが笑)

TrainerRoadが初耳!という方は、以下を参考にいただけますと幸いです




レース当日・状況

起床からリアルスタートまで

睡眠時間は8時間くらいで、
前日受付していたので、時間に余裕もあり
6:30に宿泊先の朝食(和食セット)を食す
(スタートは9時から)

交通規制が始まる前に駐車場に行き準備
シャトルバス出発地点は満車だったので
少し離れた駐車場にとめた

軽くアップしつつ走ってたら
チームメイトのたかたかさんに遭遇し
時間も頃合いだったのでスタート地点へ

途中で同じクラスに参加する
チームメイトのケイさんとも合流し
前から3番目くらいの位置で待機

今年は中級がスタートして、
3分位(?)間隔を開けて初級がスタートするそうな
事前案内にあったような混走にはスローペースにならない限りなりそうにない

開会式後、スタートまで時間があったので、
前の方から意気込みなどのインタビューが始まった
みんな口を揃えて安全に落車しない的なことを言っていた
自分もそれが第一なので改めて、気を引き締める

そして、時間になりスタート

作戦としては、以下の通り
・最終周回の坂でがんばる
・それまでは温存か、余力があれば各周回の坂で様子見セレクションしてみる
 (レースの流れを作るというのをやってみたかった)




1周目

最初の1周目は
スタートリスト見ても誰が強いのかよくわからず
みんながどれくらいで走るか全くわからないので
平坦は様子をみることにした
思っていたよりは速いがつらくはない

展開もほぼなく
大集団のまま第1登り坂へ突入
15番手くらいを位置していた

余裕はあったので
さっそく軽くアタックしてみる
600wくらい(PWR約10倍超)まで瞬間上げて
300-400w(PWR約6-7.5倍)で様子見

数名ちゃんとついてきている方が居たので
その方のジャージの色とバイクなど特徴をチェックしつつ
ほぼトップで通過

第1登り坂の頂上で
チームメイトのなおしさん、ぬまけらさん、るりさんに応援いただいた
登坂途中で見知らぬ観戦者の方に頑張れ!って言われたりして
それももちろん嬉しいし頑張ろうと思った
ですが、チームメイトに言われるとより力が出るし頑張っちゃう
(なおしさんの投稿を後で見て笑ったw)

しかし、下りが下手くそで5人位には抜かれて登り返しへ

その登り返し途中でも
チームメイトのみつぱわーさん、はらいちさん、
かえんさん、なかせさん、えーぞうさん達に応援いただいた
(ジェットコースター区間だったので全員把握出来てなかったらごめんなさい)

特に危なげもなく第2登り坂と下りをクリアし周回通過 




2周目

周回通過時点で10人超くらいの先頭集団には絞れていたはず

ただ、登り開始までは特に大きな展開はなく
ローテしながらサイクリングな感じで進行
その間に何人かは先頭集団に追いついてきた 

2回目の第1登り坂は20番手くらいで入る
2回目も前目に出ようとしたら思いがけず
先頭まで来てしまったので、そのまま1回目と同じくアタック

強度的には400w(PWR約7.5倍)くらいまで上げて
途中緩むあたりから頂上まで300-350w(PWR約6-7倍)くらいで踏む



だいたい1周目と同じメンバーがついてこれることがわかった
特に黒いジャージで黒いAEROADに乗っている選手(中島さん)が
イン側からグイグイ登って行っていたのでマークしていた
またもほぼトップ通過だが下りで抜かれるのは変わらず笑

登り返しではらいちさんが道の端を走りながら応援してくれたり
みつぱわーさんの遠くからでもはっきり聞こえる声援などで
みんなから元気もらったおかげで
強めに踏んでいき第2登り坂もトップ通過

下りで下がって集団内に戻り周回通過
この時点で8人位の先頭集団だったと記憶している




最終周回

登り開始までは変わらずローテサイクリング
 
ただ、登り少し手前の直線で
これまでの登りでマークしていた中島さんがローテ変わらず
そのまま踏んでいく様子が見えたので2番手についていた私も
そのまま踏み続けて登りを2番手で入る

中島さんがグイグイ登っていくので
私もそのまま踏みながらついていこうとする
しかし、踏み直そうとしたときに足攣りの傾向が出てきた

それでもここで踏みやめたらレース終わるので
そのまま踏み続け、今回も第1登り坂をほぼトップで
通過するくらいには頑張った
まだ足は攣ってないのでやれる

頂上でなおしさんが3人だからこのまま行けば表彰台
的なこと言っていたのが聞こえて最後まで頑張る決意 

この時点で3人までに絞れたということである

下り開始直後に中島さんが先行
頑張ってついていこうとするが
なかなか差が縮まらないどころか離される
コーナーうまいなぁなんて思いながら慎重に走る

コースを走ったことがある人ならわかると思うが
結構テクニカルなコーナーが連続するため
こういう下りでの練習経験が足りない私は
ビビりながらの安全走行を本能的にしてしまっていたと思う

登り返しまでそんな調子で
中島さんを目視することはできているが
2-30mは離されていた

登り返し始めで2番手だったが
3番手にいた赤いジャージの方(高橋さん)が前に出てきた
ここで抜かれてなるものかと抜き返し
なんとか足攣りなしで2番手で第2登り坂頂上通過

下り切ってゴールまであとはほぼ直線
中島さんと30mくらい差があることは変わらない
このままでは厳しそうとは思ったが
足も攣りそうな状態は変わらず

だが、3番手のはずの高橋さんも
後ろから迫ってきているはずなので踏みやめる訳にはいかない

足が攣らないギリギリの範囲で可能な限り踏む
先頭との距離は縮まらずそのままゴール

優勝の中島さんとは約4.5秒差で、3位の高橋さんとは約5秒差でした





レース補足

第1登りとその前半のセグメント
・前半の方はトップ10に入れたのと今年2位で他カテゴリより速く走れていた模様
・全周回通して速さ的にはほぼ変わらなかったのは頑張った
・第1登りフルの方はトップ10入れてないことから垂れてるので垂れないように練習したい




レース後

計測タグと交換で水と景品抽選(ハズレ)

レース後同じカテゴリで
早めにゴールした方々と健闘称え合いながら少し会話

他のカテゴリーや同じカテゴリーで走っていた
チームメイトののびーさんやたかたかさんやケイさん達も合流
みんなきつそうだったけどいい汗かいてた

同じカテゴリ走ったケイさんと

そうこうしていると
応援に来ていた妻と子供が来てくれた
2位だったと伝えると優勝じゃないのかよと笑いながら叱咤激励

半分冗談、半分本気だと思うのでもっと頑張る

表彰式では優勝した中島さんと主に話した
おきなわのマスターで走られていた話など
どおりで強いわけだと納得しつつ
どこかでまた走るときは次は勝ちたいと思った

公道ロードレースでお立ち台で表彰式は初めて
(直近ヒルクラで写真撮影のみだったり、平台にみんな上がる形式は経験あったが)

表彰式終わって外出ようとしたら
ちょうど上級カテゴリー参加していた
チームメイトのK-TAROさんとTYさんと遭遇

展開の話とか落車祭り神回避の話とか
聞いてて面白かったが来年出るのは少し怖くなった笑

まずは自分の経験値を上げて、
勝負含めた良いレースできるように練習頑張りたい
来年出るとしたら上級かな!




おまけ

入賞副賞は以下の通りでした
・バッグ
・しゃくしな漬け
・秩父ワイン

上級カテゴリー以上の駐車場である
秩父ミューズパークへレース前日とレース後
子供と遊びに行きましたが小さい子どもでも楽しめる広い公園でした




次回へ向けた振り返り

自分向けのものですが、参考までに。

KPT

Keep

・ローテ回しの練習できた
・登りだけだったがアタックすることができた
・集団内で体力温存することができた

Problem

・足攣りそうになった
・優勝逃した
・下りが遅い
・応援にちゃんと答えることができなかった

Try

・足攣り対策をする(まずは筋トレ)
・下りを怖がらずにある程度のスピードで下れるように練習する
・今回よりも長い距離のレースを走れるように練習する




使用機材

カテゴリ詳細
フレームCanyon Aeroad CFR Disc
コンポShimano R9200
サドルElita
パワーメーターSEGEYI AXO
クランクElilee
プーリーCDJビッグプーリーキット V3PLUS
ペダルShimano PD−R9100
ホイール前:Shimano WH-R9270 C36
後:Shimano WH-R9270 C50
チューブ前:BRIDGESTONE EXTENZA 軽量チューブ 700X18-25C
後:EXAR TPUチューブ
タイヤContinental Grandprix 5000




謝辞

毎度、家族には感謝です!

今回、事前予告なかったですが、
多数のEMUメンバーが応援に駆けつけてくれました
一番きついところと踏ん張りどころでの声援がとても励みになりました

あまり余裕なく返答はできませんでしたが、とてもとても鼓舞されました
本当にありがとうございました

写真や動画もたくさん共有ありがとうございます
車載取れないレースなので状況思い出したり助かりました




まとめ

秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会のレースレポをお届けしました。

私としては初めての公道レースで
ロードレースではエンデューロを除き最長距離(32kmと短いですが)を経験できました

今回得たことを含めておきなわ140kmに向けて頑張っていこうと思います

次回以降の参加予定の方の参考になれば幸いです

コメント

タイトルとURLをコピーしました